唾液検査とは?
唾液検査(CRT)とは、口の中の虫歯菌(ミュータンス菌やラクトバチラス菌)の数や唾液の量を調べる事により、虫歯に対する抵抗力を測定する検査です。検査時間は約30分、すべての結果は48時間後に出ます。
ピュア矯正歯科室では矯正治療をはじめる前に、すべての患者さんに唾液検査を実施しております。
検査結果はスウェーデンのブラッタール教授が作成したカリオグラムというコンピュータソフトに矯正前のデータを入力し、現在虫歯を避ける可能性が何%であるかを把握しておきます。さらに、もし矯正中に歯垢が増えてしまった場合にはどの程度虫歯になりやすくなるかを事前に説明させていただき、患者様にブラッシングの重要性を理解していただいております。
唾液検査のステップと各種検査
©迯轤鮠
1唾液採取
各種検査に使用する唾液を採取するために無味のガムを5分噛んでいただきます。
©迯轤鮠
2唾液量と分泌速度の検査
唾液が多く出るほど、口の中にとっては以下の良い効果があります。
?口の中の食べ物を早く洗い流すことができます。
?歯の質を強くする効果があります。
?口の中の抗菌作用が高くなり、虫歯菌に対して抗菌力が高まります。
3唾液緩衝能
歯が溶けやすい状態から、通常の状態に戻ろうとする緩衝能(中和力)を調べます。
唾液には、口腔中のアルカリや酸を中和する力があります。
口の中が酸性の状態のままにしていると、虫歯菌により虫歯を進行させてしまいますが唾液の効果により口の中を中和することで、菌の活動を抑えることができます。
検査方法は 検査用紙に唾液をつけて、 用紙の色の変化で調べます。黄色、緑、青色と変化していき、より早くしっかりと青色に変化すると、中和力が高いといえます。

4虫歯菌の数
口腔中の虫歯菌が、多いか少ないか調べます。口の中には、さまざまな菌がいます。
その中でも、虫歯のきっかけを作るミュータンス菌と、虫歯を進行させるラクトバチラス菌を調べます。
唾液の中の菌の数を調べることで、 あなたが虫歯になりやすいかどうか、虫歯が進行しやすいかどうかを調べることができます
 
細菌培養器
37.0℃で細菌を培養します。 コロニー(細菌の集落)の密度から口の中にいた細菌数を算出します。
黒い点の数が多いほど細菌がたくさんいたということになります。
5カリオグラムの作成
ピュア矯正歯科室では検査結果をカリオグラム作成ソフトに入力し、個人の検査結果に沿った虫歯予防プログラムを提案させていただいております。カリオグラム(下記写真)は印刷してお渡ししています。
カリオグラム
検査結果を専用のパソコンソフトで処理し、円グラフに表したものです。
緑色の割合(約70%)がこの患者様の虫歯のなりにくさを表しています。
緑色の割合が多いほど虫歯になりにくいというわけです。
©迯轤鮠
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